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【千葉 上本郷】 中華そば みずは「濃厚鶏白湯らぁ麺 塩 特製(1200円)」

上本郷駅前、居酒屋使いも出来る「みずは」

松戸駅京成津田沼駅を結ぶ「新京成線」が2025年4月1日に親会社の京成電鉄に吸収合併され、路線名も京成電鉄「松戸線」に変更された。運賃や駅名などは変わらないが、今後、ピンク色の車両は徐々に京成本線と同じ青と赤を基調にしたものに変更されるらしい。それに「新京成」の名が消えるのは少し寂しいものだ。

今回はそんな松戸線の「上本郷駅」の南口から歩いて1分、駅前ロータリーそばに2024年11月9日にオープンした「中華そば みずは」へ。2024年4月からこの場所で営業していた「栄らーめん」がリニューアルした模様。元々、中華料理をツマミに啜れる大陸系ラーメン店だったが、屋号を変えてメニューもイメージも刷新したようだ。

店内はカウンター5席とテーブルで30席ほど。 麺メニューは「焼きあご中華そば」が醤油と塩の2種、「鶏白湯らぁ麺」が醤油と塩と辛味噌の3種あるほか、牛すじ辛つけ麺、京都背脂醤油ラーメン、この日は期間限定「濃厚鶏担々麺」をラインナップ。それぞれ鶏と豚のチャーシュー、味玉、メンマ、ネギ、海苔を追加出来る。

飯モノにはライス、チャーシュー丼、チャーハンが。また居酒屋営業もしており冷奴、ピータン棒棒鶏よだれ鶏といった前菜から、カキフライ、チキン南蛮、油淋鶏、唐揚げなどの揚げ物、さらには手作りの焼餃子、水餃子、ゴマ団子、揚げ饅頭などツマミメニューも充実。仕事帰りに一杯飲るのにもちょうど良い。

メニュー筆頭の「焼きあご中華そば」も気になったが、今回は「濃厚鶏白湯らぁ麺 塩」を「特製(1200円)」で注文することに。着丼までは待つこと9分ほど。スープは国産鶏を長時間煮込んだ白湯にトゲの無い塩ダレを重ねたもの。嫌な獣臭はなく、マイルドで飲みやすい。そこに合わせるのは加水率低めの中細ストレート麺だ。

ただしザクパツ食感というほど低加水ではなく、適度にコシやチュルっとした食感もあってスープとの相性は良い。チャーシューは豚バラ肉の煮豚が1枚と低温調理の鶏胸肉2枚が乗る。どちらも柔らかな仕上がりで悪くない。味玉も黄身ネットリで良い味だ。ほか海苔2枚、メンマ、刻みネギ、糸唐辛子がトッピングされる。

調味料だが、卓上には黒煎り七味、山椒、豆板醤、フルーツ酢が。またスタッフにお願いすると、おろし生姜とニンニクも貰えるのでお好みで味調整を。大陸系なのでどんな感じかと様子見なところもあったが、最後まで美味しく頂いた。欲を言えば、この値段ならもう少しボリュームがあると嬉しかったかな。

<店舗データ>

【店名】 中華そば みずは
【住所】 千葉県松戸市仲井町2-40
【最寄】 京成松戸線「上本郷駅」南口徒歩1分